脈の乱れに早めに気づく!不整脈と脳梗塞を知る3習慣
階段を上ったときや、ふとした瞬間に「心臓がドキッとした」「脈がとんだ気がする」と感じたことはありませんか?💓 忙しいと見過ごしがちですが、実は脈の乱れは体からの大切なサインかもしれません。 ✅ この記事でわかること 「血液サラサラ」と脳梗塞・不整脈の関係で、最近話題になっていること 自分はどのタイプ? 脈のチェックを始める優先度 今日からできる、脈の乱れに気づくための3つの習慣 【今日の3行まとめ】 脳梗塞を経験した人では、不整脈の見つかり方によって再発のしやすさが違う可能性が、最新の研究で報じられています 不整脈(つまり、心臓のリズムが乱れること)は、自覚症状がないまま進むこともあります 自分の脈を知る習慣と、健診や受診のタイミングを知っておくことが、いちばんの備えです 【注目の健康ニュース】 最近、「血液サラサラの薬を飲んでいて脳梗塞になった人は、脳梗塞のあとに初めて不整脈が見つかった人よりも、再発しやすい」という研究結果が報じられました。 ここでいう「血液サラサラの薬」とは、つまり、血が固まって血管に詰まるのを防ぐ薬のことです。脳梗塞(つまり、脳の血管が詰まってしまう病気)の原因のひとつに、不整脈があると言われています。心臓のリズムが乱れると、心臓の中で血のかたまりができやすくなり、それが脳へ流れていくことがあるためです。 この結果は、「薬を飲んでいるから絶対に安心」とは言い切れないこと、そして一人ひとりの状況によってリスクが違う可能性を示しています。 あなたにどう関係するの? 今はまったく症状がなくても、不整脈は年齢とともに増える傾向があると言われています。30〜50代の働き盛りの方も、「自分の脈を知っておく」ことが将来の安心につながります。なお、すでに薬を処方されている方は、自己判断で量を変えたりやめたりせず、必ず主治医に相談してください。 【あなたはどのタイプ?】 自分に近いタイプを見つけて、まず何をするか決めましょう。 タイプ こんな人 まずやること 無自覚チェック型 症状はないが、脈を測ったことがない/健診を数年受けていない 朝の安静時に1分間、脈を数えてみる。健診を受ける ドキドキ気づき型 ときどき動悸や脈とび、息切れ、めまいを感じる 症状が出た日時をメモして、早めに医療機関へ相談する 通院・服薬中型 血圧や持病で通院中、または血をサラサラにする薬を飲んでいる 指示どおりに飲み続け、気になる症状は主治医に伝える 💡 ポイント:「心房細動(つまり、心臓の上の部屋が細かく震えて、リズムが乱れる不整脈)」は、脳梗塞の原因になりやすい不整脈のひとつと言われています。症状がないこともあるので、脈を知る習慣が大切です。 【仕組みを図解】 なぜ不整脈が脳梗塞につながる可能性があるのか、流れを見てみましょう。 graph TD A[心臓のリズムが乱れる] --> B[心臓の中で血が流れにくくなる] B --> C[血のかたまりができやすくなる] C --> D[かたまりが脳の血管に流れて詰まる] D --> E[脳梗塞のリスクが高まる] 段階 体の中で起きていること 私たちにできること リズムの乱れ 脈がバラバラになる。気づかないことも多い 脈を測る・健診を受ける 血のかたまり 血が滞り、固まりやすくなる 医師の診断にもとづく治療を続ける 脳の血管の詰まり 突然、顔や手足に症状が出ることがある 異変を感じたらすぐに救急要請 【よくある質問】 Q. 脈はどうやって測ればいいですか? A. 朝起きてすぐ、座って2〜3分落ち着いてから、手首の親指側に反対の手の指2〜3本を当てて、1分間数えます。安静時の脈は1分間に60〜100回程度が一つの目安と言われています。大切なのは回数だけでなく「リズムが一定か」です。間隔がバラバラ、ときどき抜けると感じたら、数日分の記録を持って受診しましょう。 Q. スマートウォッチや血圧計の「不整脈の可能性」表示は信じていい? A. あくまで「気づくきっかけ」として役立ちます。診断をするものではないので、表示が出たら画面や記録を残して、医療機関で心電図などの検査を受けましょう。表示が出ないからといって安心しきるのも避けてください。 Q. 病院に行くべき目安は? A. 動悸や脈とびが何度も続く、息切れやめまい、胸の違和感がある場合は、早めに受診しましょう。また、顔がゆがむ、腕に力が入らない、ろれつが回らないといった症状が突然出たときは、迷わず救急車(119番)を呼んでください。時間がたつほど治療の選択肢が狭まることがあります。 ☑ 今日のチェックリスト □ 明日の朝、座ったまま1分間、自分の脈を数えてみる □ 直近の健診の日付を確認し、1年以上受けていなければ予約する □ 動悸やめまいを感じた日時を、スマホのメモに残す 【免責事項】 本記事は情報提供を目的としており、医療行為ではありません。持病のある方や症状が続く場合は医師にご相談ください。服薬中の方は、自己判断で薬を変更・中止しないでください。 ...