健康診断の結果が届いて、「すべて正常範囲だった!」とホッとした経験はありませんか? けれど最近は、「正常でも安心しきれない理由」が話題になっています。
- 「正常」と書かれていても、見ておきたいポイントがあること
- 自分のタイプ別に、結果表のどこを見ればよいか
- 今日からできる、ハードルの低い3つの習慣
【今日の3行まとめ】
- 健診の「正常」は、あくまで「今の時点で基準の範囲内」という意味です
- 1回の数値より、毎年の「変化の流れ」を見ることが大切だと言われています
- 気になる点は自己判断せず、結果表を持って医師に相談しましょう
【注目の健康ニュース】
最近、「健康診断で血糖値が正常でも安心できない理由」を取り上げた記事が注目を集めました。血糖値(つまり、血液の中にある糖分の量)は、食事をしたあとに上がり、時間がたつと下がります。健診では多くの場合「空腹の状態」で測るため、食後に一時的に高くなる様子までは分かりにくい、と言われています。
これはあなたにも関係があります。健診でいつも「異常なし」でも、食後に強い眠気が出る、甘いものがやめられない、といった心当たりがあれば、数値だけで判断せず、生活のクセも振り返るきっかけになるかもしれません。
【あなたはどのタイプ?】
| タイプ | こんな人 | まずやること |
|---|---|---|
| ホッとして終わり型 | 「正常」とあれば結果表をほとんど見ない | 去年の結果表と並べて、数値の増減だけ見る |
| ギリギリ正常型 | 基準の上限や下限に近い項目がある | 食事・運動・睡眠のうち1つだけ見直す |
| 食後ぐったり型 | 昼食後に強い眠気やだるさがある | 食べる順番を変え、食後に少し歩く |
【仕組みを図解】
食事のあと、血糖値は誰でも一度上がります。大切なのは「どのくらい急に上がるか」と言われています。
| 食事のしかた | 血糖値の動き(目安) | 体への負担 |
|---|---|---|
| 早食い・単品(麺類だけなど) | 急に上がりやすい | 大きくなりやすい |
| 野菜やたんぱく質を先に食べる | ゆるやかになりやすい | 小さくなりやすい |
| 食後に軽く歩く | 下がりやすくなると言われる | 小さくなりやすい |
graph LR A[野菜から食べる] --> B[ゆっくり吸収] B --> C[食後の眠気を抑えやすい]
【よくある質問】
Q. 健診で正常なら、毎年受けなくてもいいですか?
A. 毎年受けることをおすすめします。1回の数値より、前の年からの変化が大切だからです。職場や自治体の健診は年1回が基本です。結果表は少なくとも数年分を手元に残し、体重・血圧・血糖・コレステロールなどを並べて見る習慣をつけると、変化に気づきやすくなります。
Q. 食後の血糖値をゆるやかにするには、何をすればいいですか?
A. 手軽なのは、野菜・汁物・たんぱく質のおかずを先に食べ、ごはんや麺は後にすることです。さらに、食後10〜15分ほど軽く歩くと、よいと言われています。ただし、持病や服薬のある方は、運動量を勝手に変えず主治医に確認してください。
Q. どんな時に病院へ行くべきですか?
A. 健診で「要再検査」「要精密検査」と出た場合は、数値が基準に近くても早めに受診してください。また、のどの渇きが強い、尿の回数が急に増えた、体重が理由なく減ったなどの症状があれば、次の健診を待たず受診しましょう。
- □ 去年の健診結果表を引き出しから出して、今年のものと並べる
- □ 今日の昼食は、野菜やおかずを先に食べてみる
- □ 食後に5〜10分、階段や散歩で体を動かす
【免責事項】 本記事は情報提供を目的としており、医療行為ではありません。持病のある方や症状が続く場合は医師にご相談ください。
参考ニュース
- 健康診断で血糖値が正常でも安心できない理由 医師の87%が重視する数値 — Forbes JAPAN
- <お知らせ>80代現役医師が語る女性の健康管理 — 朝日新聞
- 180歳まで生きる!? バイオハッカーの若返り習慣 — ELLE